そもそもイギリスに興味を持ったキッカケが、イギリスの音楽だった。
当時ブリットポップと呼ばれて盛り上がったイギリスの音楽シーン。日本の洋楽雑誌や、イギリス現地発のインターネット記事、当時洋楽一辺倒だったMTVJapan、フジテレビで深夜放送されてたBeatUK…。いろんなところから情報をかき集める感覚だった。
そんな中でBBCの音楽番組Top of the Popsのことを耳にした。新人アーティストにとってTOTPに出演することは一種のステータスらしかった。イギリスの音楽ファンとして、イギリスへ行ったら毎週欠かさず見たい!と思ってた。
BBCで42年間放映され続けたTop of the Pops、BBCはこの長寿番組に終止符を打つことを発表した。最近ではTOTP2としてひと昔の映像を集めた番組も放映していたBBC。相変わらずイギリスのアーティストのみなず海外のアーティストも数多く出演して、音楽番組としてのステータスは揺るぎないもののように見えたけれど…。
BBCによれば、インターネットなどのデジタルメディアに視聴者を奪われたのが要因だとか。チャート番組であるという性質からして、常に若者が主な視聴者だったTOTPにとって、その若い世代が毎週末欠かさずテレビの前に座って番組を見るより、インターネットで都合のいい時に音楽や映像をダウンロードできるようになった時代の流れに勝てなかったということか。
実を言うと私自身も、イギリスへ来て以来4年間、TOTPをしっかり見たのは数えるほどだっけ…。